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お知らせ

2023年度 冬期YCE青少年派遣事業報告

2023年12月20日(土)~2024年1月9日(火)
YCE生 A・Yさん ドイツ:ギフホルン

A・Yさんは高岡ライオンズクラブのレスポンスによりドイツ:ギフホルンの家庭にホームステイしました。祖父がライオンズメンバーで、高岡ライオンズクラブに長期在籍されています。 
ギフホルンはドイツニーダーザクセン州の都市で、Gifhorn Castle, Golf Club Gifhorn, Muhlenmuseum Gifhornなど見どころも多く、素敵な観光地となっています。
夫婦と4人の子どもたちの6人家族の家庭で生活しました。
以下、簡単に要約した滞在レポートです。(最後に全文があります。)
ドイツの人々の生活や文化・温かさを肌で感じ、共に生活した約3週間はとても貴重な経験であり人として成長する素晴らしい機会となりました。
ドイツのクリスマスの過ごし方は、日本とは少し異なっていて家族や親戚と一緒にクリスマスパーティーを楽しむことが特徴的で、家族愛に溢れたプレゼント交換の時間やクリスマス・イヴ礼拝など、素敵な体験をしました。また、お正月も日本とは全く異なり、ドイツの年越しパーティーや家中のテーマデコレーションなど、新しい年を明るく、元気に迎えるドイツの文化も素敵です。
ホームステイ中はホストファミリーと一緒に多くの活動をしました。カードゲームや楽器の演奏、観光地めぐりなど、素晴らしい経験を積むことができました。ドイツの文化や観光地についての英語での説明もたくさん受けられ、知識を深めることができました。実は英語が心配でしたが、ドイツの方はうまく英語が話せ、様々な人々と円滑にコミュニケーションをとることができました。翻訳機能を活用するなど、上手にコミュニケーションを取る方法もあります。次回のホストファミリー訪問では、さらに英語やドイツ語を伸ばして、より良い交流を楽しむことができると思います。
食文化や水の違いについての不安がありましたが、実際には火を使わない食事(特に夕食にチーズやパンなど)以外にも、温かい料理もあり食事を楽しむことができました。ネットの情報ではわからない体験をすることで認識が変わり、不安を自分のストッパーにしないことの大切さを学びました。ホストファミリーとの触れ合いでは自己主張の重要さを感じ、意見や感情を素直に表現することの大切さを学びました。このような経験を通じて、違いを知り楽しむことが大切であり、チャレンジ精神が身についと思います。ありがとうございました。
【レポート全文】 

冬期派遣青少年帰国報告
           高岡ライオンズクラブ A・Y

こんにちは。ライオンズクラブ冬期派遣でドイツホームステイに参加させて頂いた四〇〇〇〇です。ドイツの人々の生活や文化・温かさを肌で感じ、共に生活した約3週間はとても貴重な経験であり私が人として成長する素晴らしい機会となりました。以下3週間のホームステイで得た学びについて述べさせていただきます。

まず、日本と大きな違いを感じたのはクリスマスです。日本人の感覚としてクリスマスは恋人と過ごすものというイメージがありますが、ドイツでは必ず家族や親戚で集まりクリスマスパーティーをします。クリスマスパーティーは楽しく会話をしながらクリスマス料理を食べたり、プレゼント交換をしたりします。それぞれがプレゼントを持ち寄り簡単なゲームに勝った人から順番にプレゼントを開けてプレゼントの差出人に感謝を述べる、そんな素敵なプレゼント交換の時間はホストファミリーの家では恒例の行事で、私も参加させてもらいました。プレゼントは家族を思って作った手作りのズボンやみんなで遊べるカードゲームなど愛のあるものばかりで家族愛の深さに胸が熱くなりました。また、イブの夜には教会で行われるクリスマス・イヴ礼拝に参加しました。ろうそくを灯し、聖書を持ってみんなで賛美歌を歌います。教会に響き渡る賛美歌に私も交われたこと、パイプオルガンを実際に見て音色を生で感じられたこと、牧師さんとお会いしお話させていただけたことはとても貴重な経験となりました。

その他にも、家族みんなでクリスマスマーケットに遊びに行ったり、部屋に生のもみの木を飾りつけするなどとても本格的なクリスマスを体験させてもらいました。

実際に行ってみないと感じることの出来ない現地の空気感やそこでしか食べられない屋台の味を知る事が出来、このシーズンに行かせて頂けてとても幸せだと感じました。

 次に私が日本との違いに驚いたのはお正月です。日本の年越しは除夜の鐘をつき静かに元日を迎えるのに対し、ドイツでは四方八方から花火が打ち上げられグラスを片手に盛大に年越しをお祝いします。私のホストファミリーの家では毎年多くの親戚・友人を招き入れカウントダウンパーティーを行っており、毎年、アメリカやゲームの世界などみんなで決めたテーマに沿って家中を飾り付けしています。今年は私が参加するということでテーマをドイツに設定し、ドイツの名所や名物が家中を埋め尽くしました。

ドイツというテーマに合わせて制作した物の例としては、ブランデンブルグ門やシュトラントコルプ(ビーチバスケット)をあらゆる材料を駆使して再現したり、ドイツの高速鉄道ICEや森林を絵に描いたりなどがありました。食事はドイツの伝統料理やお菓子しばりで作るといったテーマの徹底ぶりで学校の文化祭のようにたくさん準備を重ねてパーティーに臨みました。日本とは正反対の年越しの仕方は私にとっての年越しの概念を大きく覆す物でしたが、明るく元気に新年を迎えるのもいいなと思える楽しい一時を過ごさせてもらいました。

私がホームステイさせてもらった時期はちょうどホストファミリーも学校や仕事がお休みの期間だったので寝る時間以外はずっと一緒に活動していました。家でまったり過ごす日はカード・ボードゲームやお絵かき、折り紙や映画鑑賞、私とホストブラザー達との共通の趣味である楽器の演奏をして仲を深めました。折り紙をお土産に持って行ったのですが、私が想像していたよりも折り紙はドイツの子供達に知られており器用に鶴を作る様子にはかなり衝撃をうけました。私とホストブラザーの共通の趣味である楽器の演奏はピアノの連弾やバンド演奏への参加、ギターを教えてもらうなどたくさん行いお互いが好きな音楽で心を通わせることで楽しい時間を過ごしました。また、外出する日は車で片道1~3時間かけてベルリンやハンブルク、ブラウンシュヴァイクなどの大都市へ出かけ、観光名所だけでなくツアー等では絶対に訪れることの出来ないような場所にも連れて行ってくれました。ホストファミリーは訪れた場所について英語でたくさん紹介してくれました。

私は今回が初めてのヨーロッパだったので不安に思う点がいくつかあったのですが、一番心配していたのは英語がどれくらい通じるのかというものでした。ドイツ語は挨拶と数字、色しか話せない状態で参加したため3週間もやっていけるのかすごく不安でしたが実際は全く心配無用でした。私が出会った人達は全員英語が話せます。小学生の小さな子でも英語がペラペラで日本と比べてドイツは英語教育がすごく進んでいるのを感じました。私は特に歴史や文化について説明をうけた時、語彙力不足で理解出来ないことが何度もありました。困った時には携帯の翻訳機能を活用して知識不足を補いました。次にホストファミリーのもとへ訪れる際は、英語とドイツ語を今より成長させて会いに行くとホストファミリーと約束したのでもっと深い会話が出来るよう語学の勉強に励もうと思います。

さらに、ドイツ人の英語力の他に私が不安に思っていた点は食文化の違いと水の違いでした。まずは食文化について、ネットでの下調べでは朝はパン、昼が一番重要で豪勢な食事、夜は火を使わず調理された物を食べる、夜は温かい物は食べないという情報を得ていたので食事を楽しみに日々を生きる私にとって辛い食生活になるのではないかと考えていましたが、実際はそれが古いしきたりであって毎日そのような生活ではなかったため、夜に温かい料理も食べることが出来ました。どの食事も私の口にあい食を楽しむ事ができました。いろんなサイトにはジャガイモが主食と記載されていますが実際は硬いパンであるドイツパンを主食とすることが多いそうです。また、水の違いについてですが日本は軟水、ドイツは硬水です。硬水は口当たりが重く少し苦い味がしました。硬水を飲みおなかを壊す可能性を懸念していましたが幸運にもなんの問題もありませんでした。ほかにも、実際にお店でいろんな商品をみて回るとペットボトルで販売されている水はジュースよりも値段が高いものが多いこと、味のついていない炭酸水はとても主流な飲み物であるという事を知りました。

このようにネットで調べるだけだとわからなかった情報を知れた事、体験してみることで起こる認識の変化を実感する事ができたので、不安要素を自分のストッパーにせず冬期派遣にチャレンジしてよかったなと思っています。

最後に今回の派遣を通して得られた最も大きなものについてお話します。

私のお世話をしてくれたホストファミリーは4人兄弟6人家族のとても賑やかな家庭でした。初めてみんなで食事を取りながら次の日の予定を話し合う際に、とても力強く自分の意見を主張しあう様子は私にとって衝撃的なものでした。日本人の私からみると言い争いしているのではないかと思われるほど勢いのある熱い会話が繰り広げられ、各々が自分の意見や考えをしっかり持ち主張する姿から自己主張の重要さを感じさせられました。私はあまり自分の意見を持たず、周りに合わせて過ごしてきたため変わらなければならないと思い、これから起こることについて自分は何をどうしたいのかをよく考えはじめ、ドイツで出会った人達に自分や自分の考えをたくさん表現することを意識して過ごしました。私がお話した方は皆私が話す主張や質問に丁寧に答えてくれ、素直な感情や考えていることをシェアしあうことですぐに心の距離が縮まり、少しの時間しか話すことができなかった人も別れが惜しくなるほどに仲良くなれました。また、ホストファミリーが参加しているランニングサークルのお手伝いをしに公園へ行った際に、初めて会った人から“何してるの?”“調子どう?”などと話かけられ最初は少し戸惑いがありましたがドイツの人々はとても気さくで親しみやすい国民性を持つのだと感じ、気取って振る舞う必要はなくありのままの自分を表現しラフに生きるのが私にとって人との心の距離を縮める近道であることを学習しました。このスタンスを身につけたことで日本に帰ってからも素直な感情や思いを表現出来るようになり人として大きく成長できたと感じています。

 このようして様々な経験をさせて頂き、一瞬で過ぎ去っていった3週間は私の人生において非常に大きな変化をもたらした期間となりました。文化や生活様式が日本とは異なるため大変なこともありましたが、違いを知ること体験することを楽しむことでどんなことにも挑戦するチャレンジ精神が身につきました。素敵な方々、素敵な地域、素敵な経験を与えてくださったこのプログラムに参加出来たこと非常に嬉しく思っています。ありがとうございました。

This program has helped me grow a lot. I’m really thankful to you. Thank you for listening!!

 

 
 
 

 

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