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お知らせ

2025年11月第2例会(1665回)報告

2025年11月21日(金)商工レストラン松楓

11月第2例会のハイライトは、能作ライオンによるメンバースピーチでした。
 この度の高岡商工会議所の会頭にご就任、誠におめでとうございます。長年にわたるご尽力と豊富なご経験が認められ、多くの方々の信頼を得ての就任は、まさに当然の結果であり、心からのお祝いを申し上げます。私たちクラブの誇りであり、リーダーシップと洞察力、そして地域や企業に寄り添う温かいお人柄は、高岡の商工業界に新たな風をもたらすことと確信しております。
 今後は、地域経済の発展や商工業者の皆さまの支援に加え、地域社会全体の活性化にも大きな力を発揮されることと思います。
 そして、能作ライオンによるスピーチは、なんと10年ぶりのご登壇となります。柔らかさと力強さが調和したお話ぶりは健在で、会員一同、改めてその言葉の重みと温かさに耳を傾けるひとときとなりました。

理事会風景
ご参加ありがとうございます。

 

=例会次第=
12:15
 開会ゴング
 国旗に敬礼
 国歌・ライオンズヒム斉唱
会長挨拶
先日、㈱能作の日本橋三越店を訪れたところ、スタッフの女性が笑顔で迎えてくださり、私が目を留めたKAGOについて、とても丁寧にご説明をいただきました。「錫はとても柔らかい金属なので、こうして形を少し変えることもできるんですよ」と、籠の縁をそっと手で曲げながら見せてくださる仕草に、ものづくりの優しさと奥深さを感じました。
そして「使うほどに愛着が増して、暮らしに寄り添ってくれます」と語られたその言葉が、世の中がめまぐるしく姿を変えていく今、私たちもまた柔軟に「変化」を受け入れるしなやかさと、大切なものをそっと曲げながらも「継承」する強さを持ち合わせていたい――。そんな思いが、ひとつの小さな籠から静かに広がっていくような不思議な時間でした。素敵な出会いに、心からの感謝を込めて――。
そして、10年ぶりの能作 克治によるメンバースピーチを、心から楽しみにしている一人として、本日は能作ライオンのご登壇をあらためて歓迎させていただきます。

===会  食===

メンバースピーチ
L 能作 克治
演 題 「新しい体制で取り組む『変化』と『継承』」
冒頭で、能作 ライオンは新体制への移行を決断した背景として、社長業20年と65歳の節目であると静かに、しかし力強く切り出されました。だからこそ組織は、しなやかで柔軟な姿勢を持つべきであり、改革とは「耐えるもの」ではなく「未来に備えるためのもの」なのだというお考えを、お話の軸として示してくださいました。その語り口には、成功の喜びだけでなく、迷いや試行錯誤、そして信念を持って挑戦を続ける姿勢があり、まるで実際のマネジメントの現場を覗かせていただいているような、とてもリアルで心に響くストーリーでした。
 
「錫婚式」 — 10年目の節目がつなぐもの。ダイヤモンドの硬さや、永久不変を象徴する金の安定性とは異なり、錫はとても柔らかく、手でそっと曲げることで形を変える性質を持っています。
その特性が伝えてくれるのは「変わらない愛」ではなく“変わりながら共に輝き続ける愛”という、これからの時代にぴったりのメッセージではないでしょうか。価値観や環境が変わりゆく中で、形を少しずつ変えながらも本質を大切に育み続ける関係性――それこそが、錫が象徴する夫婦の歩みであり、錫婚式の核心だと感じています。
 
「変えてはいけないものは、変えていくべきものは仕組み。これは企業も奉仕団体も同じ」。「伝統は固定するものではなく育て続けるもの”――この言葉の本質が、今日一番の学びでした」との感想をいただきました。
「形は変わっても、志は曲げない。曲げられるからこそ折れない。」そして話題は、自然な流れで 高岡ライオンズクラブへとつながります。「変化と継承を戦わせるのではなく、共鳴させていく。
 クラブにもこの発想が必要だと気づかされました」「権限を渡し、現場を巻き込む。その姿勢こそが、結果として継承になっています。『やり方』ではなく『在り方』を受け継ぐという意味を理解しました」「社会の変化を味方につける能作Lの柔軟さは、若手メンバーにも必ず響くメッセージでした」
能作ライオン、このたびは全国の皆さんがぜひ聴きたいと熱望する、とても貴重で心に残る講演をしてくださいまして、本当にありがとうございました。
企業経営、地域社会での取り組みについて、能作ライオンならではの視点や体験を、わかりやすく、そして率直にお話しいただけたことに大変感謝しています。
成功のお話だけでなく、試行錯誤、そして信念を貫く姿勢まで聞かせていただき、会場のみんなも思わず引き込まれてしまいました。学びや気づき、そして勇気をもらえる素敵な時間になったことと思います。改めて、能作ライオンの温かく、力強いお話に心から感謝いたします。

 

ドネーション報告 テールツイスターL松浦 真澄
〇 L城 外喜男  11月17日、双葉商会は創業80周年・設立60周年の節目を記念し、能登半島地震からの復旧・復興を願い、富山県へ500万円を寄付いたしました。新田知事より感謝状を賜り、記念すべき周年にふさわしい、晴れやかで心に残るひとときとなりました。
〇 L藤川 聡  このたび、中部地方発明の発明奨励賞という素晴らしい賞をいただき、本当にありがとうございました。今回の受賞は、日頃から支えてくださっている皆さまのおかげだと、心から感謝しています。これからも楽しみながら工夫を重ね、より良いものづくりにつなげていけるよう頑張ります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
〇 L米谷 三史  会社の仲間が増えたので。
〇 L串田 光成  富山県弁護士会のゴルフクラブで、年間優勝となりました。ハンデが36あるので、当然といえば当然ですが。連覇を目指して頑張ります。
〇 L松浦 真澄 この度、長女が11/27に入籍することになりました。長女と旦那さんは愛知の方で研修医をしています。本人も勉強大変だったと思いますが、親も学費が大変でしたので、肩の荷が降りてホッとしています。年明けにはおばあちゃんになります。

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